子供2人を抱えての離婚となると生活費はいくらかかるのか?
自分の収入でやっていける?いくら養育費をもらえれば生活していける?
離婚を前提に別居を考えているならお金のことが一番気になるんじゃないでしょうか?
私も今すぐ家を飛びたしたいけど、自分の収入で自分一人が生活できるのも不安、ましてや子供3人を抱えて生きていくのは不安でしかありませんでした。
離婚したくてもできない人の多くがこのお金の問題でなんとか踏みとどまっている、というのも多いんじゃいでしょうか?
理不尽な苦しみから解放され、子供と自由な幸せな暮らしを手に入れるためにも生活費という現実の不安について私の事例も含めて紹介します。
別居・離婚調停・教育費・公的支援のお金など気になることはなんでも
こちらのコメント欄よりお気軽にどうぞ。メルアド登録などいりません。
3人家族の生活費、平均はいくら?
3人家族の生活費は総務省の2021年家計調査(1月~9月まで)によると
1カ月当たりの生活費は平均約30万1,000円です。
シングルマザーとしてやってくにはびっくりする金額で不安になってきますよね・・・
これは勤労世帯で世帯主年齢が約50歳なので、私と同年齢の家族になります。
そして、50歳で3人家族、配偶者の収入があるので大人2人と子供1人という家族構成になります。
世帯主が50歳くらいだと子供も中高生・大学生くらいと思います。
わが家の場合で専門学校生・高校生・中学生になります。
これくらいになると食べる量は大人並ですし、洋服のサイズも大人並。
子供2人のシングルマザーとはいえ、大人3人で暮らしているようなもので、でも収入は一人分という厳しい暮らしです。
支出の内訳は
・食費 約75,000円
・住居 約18,800円
・電気 約10,400円
・ガス 約5,100円
・水道 約5,400円
・家具・家事用品 約12,300円
・被服・履物 約9,200円
・医療 約13,600円
・交通・通信 約49,400円
・教育 17,400円
・教養娯楽 25,800円
・その他 58,000円
になります。
食費、世間の平均はそんなにかかってるんですね…
驚きです。私は離婚前の5人家族の時も食費は56,000円くらいでしたよ。これは結構きつくて外食なんてしないし、お惣菜は買わないし、子供のお弁当用に冷食を買うくらいで後は手作りでした。
気持ち的にもこれはきつかったですね。手抜きできないんだもの(;^_^A
日曜くらいマクドナルドで済ませたい…と何度思った事か。
さて、平均の生活費がわかったところで、月に30万もかかるとビビってしまいますが、3人暮らしになった私の別居中の生活費についてご紹介します。
別居中の生活費は子供2人だといくら?
シングルマザーと子供2人の生活費は18万円あればなんとかなります。
それでは具体的な金額をご紹介しますね。
わが家の子供は専門学校・高校生・中学生という3人です。
私の収入では3人を養えない、別居中の婚姻費用をもらえるか分からないし養育費だっていくらになるか、そもそも夫がちゃんと払うかどうかも分からない。
そんなことで悩んでいるうちに当時、高3・中3・小6だった子供たちは一つずつ学年が上がりました。
長女の学資保険が夫の口座に振り込まれ、なんとか全額子供の口座に振り替えることができ、長女の学費と生活費が学資保険で何とかなりそうとめどが立ち、私の精神的我慢も限界を迎えて子供2人を連れての別居生活が始まりました。
長女への生活費と学費の仕送りは学資保険から出したので子供2人との生活費を紹介しますね。離婚までの別居中の平均です。
家賃 48,000円(共益費・ネット代込み)
電気 7,590円
ガス 6,250円
水道 1,800円
携帯 7,000円(1月から7月まで3台分)
食費 38,600円
日用品 9,500円
衣類 11,000円
娯楽 9,000円
医療 4,900円
教育 12,900円(校納金)
その他 42,000円(生命保険・ウォーターサーバー・こづかい含む)
合計 198,540円
18万円で何とかなるって言ったのに超えてる!と思ったあなた!
わが家の場合は医療費と高校の教育費がなくなれば18万円におさまります。
医療費はほぼ歯列矯正の検診料で教育費は別居中から私の口座に変更したために発生したので、多くの人はかからないお金だと思います。
電気代、ガス代は最初はどれくらいかかるのか怖くて結構節約していました。別居してすぐに冬が来たので寒かったけどあんまりエアコン付けずに我慢してました。
3DKでエアコンは1台しかついてなかったし。
水道は毎日湯船につかり、洗濯を2回しています。
携帯は離婚成立までは私・長女・家の電話代わりに二女用の3台格安SIM契約です。
離婚成立までは長女の仕送り+長女の携帯代は私が支払っていましたが、養育費として夫が生活費を送り、家賃を私が払うことに代わり、長女の携帯の調子が悪く買い替えるタイミングが重なって携帯代は自分で払ってもらうことにしました。
娯楽費は週末の外食費やパン屋さんにパンを買いに行ったりの費用も含みます。
医療費は二女が歯列矯正で毎月検診に行っていたので結構かかりました。離婚が成立したころから毎月の検診が3カ月に1回に減りました。
離婚が成立すれば医療費の補助も受けられますが、歯列矯正は保険適用外なので実費かかります。
教育費は別居中の時は高校と中学の校納金は夫の口座から引き落としでしたが、新年度が始まるタイミングでそろそろ離婚が成立しそうだったこともあり、私の口座引き落としに変更しました。
県立高校ですが、校納金にはPTA会費・生徒会費・部活動育成会費・育成会費・教育充実費・卒業準備金・模試代などが含まれ、年間10万円くらいになります。
夫の口座から引落になっている場合は離婚成立まで引落はそのままにしておくのをおすすめします。
中学生の方は口座引落を私の口座に変更したタイミングで就学援助を申請しました。離婚成立しないと高校の方は教育費の援助は受けられませんが、公立中学校の方は申請できました。
住民税が非課税かどうかもまだ分からなかったので、別居中でひとり親で子供3人いて、1人には仕送りもいるしということで「経済的理由によりお困りの方」というのに該当できたみたいですぐに申請してもらえました。
このおかげで給食費は新年度から不要になり、そのほかの費用は学用品費として後日まとめて振り込まれました。それで、中学生の学費はほぼかかりませんでした。
離婚後のシングルマザー3人家族の生活費はいくら?
別居中と離婚後で大きく変わるのは
・児童扶養手当がもらえる
・医療費の援助
・高校の奨学のための給付金がもらえる
この3つの支援がもらえるようになることです。
一番大きいのは児童扶養手当がもらえるようになることです。
収入が増えるのでかなり助かります。
収入や子供の人数によって変わりますが、満額もらえる場合で子供2人なら53,350円です。
次に医療費。
これは市区町村によって対応が違うようです。
私の友達のところは1回500円が上限で月に2,000円を超えた分については無料だと言っていました。私の住んでいるところでは全く負担はなく0円です。これは親の私も無料になり、20歳以上の子供でも大学に在学中であれば無料の対象になります。ありがたい支援です。
最後に高校の奨学のための給付金がもらえるようになることです。
授業料はシングルマザーとか関係なく一定の収入以下の人には就学支援金がでるので無料になります。
これで高校の学費も全額無料かというと、PTA会費や生徒会費など授業料以外のものが結構かかります。学校によって金額も違うし内容も違いますが、うちの娘が通っている学校では年間10万円くらいかかり、月割で換算すると月額8,400円程度の負担になります。
結構な負担なので別居中は夫の口座引落になっているなら離婚成立までそのままにしておくのがベストです。離婚したらすぐに学校へ就学援助の申請をすることで校納金の負担がなくなったり軽くなったりします。
シングルマザーはたいてい非課税世帯にあたると思いますが、非課税世帯で県立高校だと年額110,100円でるのでわが家の場合でもぎりぎり校納金の負担が0円になります。
わが家の場合の離婚後の3人家族の生活費は
家賃 48,000円(共益費・ネット代込み)
電気 7,590円
ガス 6,250円
水道 1,800円
携帯 4,100円(2台分)
食費 38,600円
日用品 9,500円
衣類 11,000円
娯楽 9,000円
医療 1,000円
その他 42,000円
合計178,840円です。
子供2人はどちらも塾に通っていないので教育費がかからずに済んでいます。中学生は市が行っている無料の土曜塾に行って分からないところを教えてもらったりしています。
まとめ
3人家族の生活費の平均は夫婦+子供1人の総務省のデータでは約30万円。実際は18万円あればいきていけます。
ただし、進学のためや将来のための貯金を考えると18万円以上の収入が必要です。
コメント