離婚するのにお金はいくら必要?生活費と新生活用品でいくら?

別居

別居や離婚をしたいけどお金のことが心配で今一歩、踏み切れない。分かります、その気持ち。夫と一緒にいる事がもう無理。でも子供を一人で育てていく自信がない。お金の悩みは尽きないですよね?

 

それでも、身体的DVを受けているなら今すぐ家をでてシェルターに逃げ込むことができます。そうじゃなくても、無理して我慢をしていても精神的に限界がやってきます。

 

私は夫と話し合いもできない状態になってから、夫と一緒の空間にいる時間が苦痛になりました。会社から帰宅したくない気持ちになるほど。

 

お金のことも心配でいっそ子供をおいて1人で出ようかとも思いました。でも、夫が子供たちの面倒を見るとは到底思えず、子供たちを親のいざこざの巻き添えにするわけにもいかず、「えいやっ」と別居に踏み出しました。

 

結局なんとかなったのですが、当時としては不安でした。そんな時にいくらくらい貯金があればなんとかなるよーという目安があれば安心できたなーと思います。

 

そこで、この記事ではどれくらい貯金があればなんとかなるか?についてご紹介します。

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別居する前に用意するお金、生活費はいくら用意する?

あなたが仕事をしていて月に手取り13万円あるとして、生活費として用意するお金は48万円です。

 

もしもあなたが今仕事をしていないなら、毎月の生活費も貯金でまかなわなければなりません。けれど、私と同年代のあなたなら子供ももう大きいはず。一年以内に仕事を見つけて少しでも稼ぎましょう。

 

家族構成をあなた・高校生・中学生の3人家族とします。

まずは生活費1カ月18万円

18万円の根拠は子供2人との3人暮らしの私の場合で詳しくはこちらに書いています。

⇒ 3人家族の生活費、平均はいくら?シングルマザーはいくらあれば生活できる?

 

で、時給1,000円で8時間、月に20日働いたとして16万円。

子供を扶養家族に入れればこの程度の収入だと所得税は引かれなくなり、社会保険だけ天引きされるので手取りは13万円くらい。あと5万円たりません。

 

子供一人が中学生以下なら児童手当がもらえます。これが1人に付き1万円。児童手当は児童と同居の世帯主に振り込まれるので、別居と同時に住民票を移してしまえばあなたの口座に振り込む手続きができます。

 

本来なら児童手当の変更の手続きで夫に記入してもらうところがあるのですが、調停していれば調停の証明書を提出することで夫に連絡を取らずに手続きができます。

 

児童手当の口座変更は申し立てた翌月からになるので、できるだけ早く手続きしましょう。

 

自分の収入で13万円。児童手当で1万円。あと4万円足りない。

離婚が成立すれば「児童扶養手当」をもらう手続きができます。こっちは「離婚」という事実が必須で「調停中」では手続きができませんでした。

 

実際はすでにシングルマザーになってるのに、なんだかなぁ…と思いました。まぁ、税金を使って支給してくれるわけだから、偽装離婚みたいなことがあったらいけないからかな?役所的には戸籍上の事実以外ひとり親だという証明はないですもんね。

 

離婚さえできれば児童扶養手当がもらえるので、18歳までの子供が2人なら最大で5万3350円もらえます。そして、離婚できなくても1年間養育費の支払いを受けていなければもらえるようになります。

 

児童扶養手当があれば非正規雇用だとしても働けばなんとか月額18万円の生活費を用意することができます。

 

児童扶養手当がもらえるようになるまで、まずは生活費として4万円×1年分=48万円が必要です。

あとは、新生活用品を用意するお金と引っ越し代です。

 

私の場合、引っ越し代は家を決めたときにトラック1台分無料というのがついてる物件だったので、お金はかかりませんでした。

 

7月という引っ越しシーズンじゃなかったからなのか、近距離とはいえ5万円くらいはかかりそうなものなので随分助かりました。物件を探すときにそういうお得なものがあればチェックしましょう。

 

ちなみにこの無料の引っ越しはイナミ引越サービスでしたし、トラックも2トントラックで(実際はたまたま2トンのロングがあいてたのでそちらになりました)作業員も若手の方が2人来てくれてテキパキしてくれました。

 

別居する前に用意するお金 生活用品はいくらかかる?

新生活

新生活の費用は家電は一切持って出なかったので一から全部買いました。前の家で使っていたものはもう古くなっていたし、別居前に買ったばかりの冷蔵庫は3人暮らしでも大きすぎて邪魔だと思って持って出ませんでした。

 

細々とした日用品も含めてトータル43万円ほどかかりました。

 

家電はどうしてもすぐに必要なもの、

・冷蔵庫

・洗濯機

・炊飯器

・ガステーブル

・オーブンレンジ

・テレビ

・ブルーレイレコーダー(子供の学校のDVDとかもみたい)

・アイロン(給食のエプロンのアイロンがあるので必須)

 

家電以外で高かったものは

・カーテン

・ダイニングセット

・レンジ台

・ソファ

です。

 

以外とカーテンが高かったです。家は築30年以上の物件なので当然、窓はシングルガラス。冬は寒いし夏は暑いだろーなーと思って光熱費の削減にもなる厚手の遮光カーテンにしました。なぜか掃き出し窓が大きくて、長いものじゃないといけなかったので余計に高くつきました。

 

カーテンは引越したらすぐに必要になるので早めに買った方がいいですよ。私は平日に引っ越ししたので買いに行く暇もなかったし、家のカギもすぐにはもらえなくて引越まで時間がなくて窓の長さを測りに行けなかったのもあって引越当日に間に合いませんでした。

 

何が困るって夜に電気をつけたらカーテンがないと中が丸見えで着替えるときに外からみえちゃうことです。

 

まとめ

離婚するのにお金がいくら必要か?別居する前に用意しておきたいお金は91万円

内訳は生活費の給料での不足分48万円。新生活用品として43万円。

 

新生活用品は何を買うかによって金額がかなりかわってきます。私は結構テレビとブルーレイが高かったかな。でも、自分の好きなものにしたかったし、だれに遠慮することなく自由に決められるのは別居した特権です。

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