離婚後の困りごと 修学旅行の代金の返金

離婚後トラブル

コロナが流行って高校生の修学旅行が延期になりました。行先も海外留学から国内へ。国内も二転三転してようやく決定。

 

行先から海外へ変更になったことで返金が発生。

しかし、その返金で問題が…

 

この記事では離婚したことで困ったことになった修学旅行の返金について紹介します。

高校生の修学旅行の代金を支払った後に離婚することになったら、あなたもこんなことになるかもしれませんので、ご参考に。

 

修学旅行の代金が返金されることになった経緯

娘の学校では高校2年生の時に修学旅行に行く予定でした。

行先は、ホームステイをするシンガポールコースと国内旅行の東京コース、北海道コース。

 

修学旅行の代金は1年生の7月に積立という形で専用サイトに登録して夫名義の口座から引き落としになりました。

 

しかし、コロナがまん延して高2で行くはずだったのが日程未定で延期になりました。その後、夏になったり、秋になったり、期間を延期しながら行先も変更、海外コースはなくなり、国内のみ、国内も1コースのみなどと変わっていきました。

 

学校で延期になって海外コースが国内コースに変わったときに説明会があり、その時点では振り込んだお金から余りがでれば返金します。という案内でした。

 

そして、高3になっていよいよ行くことが決定し、修学旅行参加の同意書を学校に提出すると修学旅行代金のお知らせがきました。

 

お知らせを見ると、もともと国内コースだった人は払い込み済みの料金が充当され、余った分が修学旅行後に返金、海外コースの人はいったん全額返金するので、新たに期限までに旅行会社に振り込むようにとありました。

 

海外コースだけ全額返金になったのは、海外コースを企画した旅行会社と国内コースに決定した旅行会社が違うためでした。

 

旅行代金はは引き落とされた口座に返金 そこで問題発生!

娘は海外コースだったので全額返金されることを学校からのお手紙で知ったのが金曜日。そして、返金予定日が週明け月曜日でした。

 

娘は帰ってすぐに手紙を渡すタイプではなく、夜中にだすので朝起きたら手紙が出されている、という感じです。

 

週末に朝起きると返金の手紙がありました。

 

へー、全額返金か。国内だとだいぶん安くなるから助かるな。

ん?待てよ。でも、返金口座って聞かれてないよな。

学校の校納金引き落とし口座に返金されるのかな。

 

でも、クレジットカード払いで返金がある時ってカード引き落とし口座に返金されるよな。ってことは修学旅行のお金も積立金を払った口座に返金される?

嫌な予感しかしないんだけど・・・・

 

週末だから学校にも聞くことができないし、18万という大金の行方が心配になりました。

なぜって引き落とした口座は離婚した元夫の口座だからです。

 

そもそも離婚調停中にもめたのはお金ことだけでした。子供をどちらが育てるとか、親権をどちらが持つとかはいっさいもめず、元夫は一度も自分が育てたいとか親権持つとか言ってきませんでした。

 

一貫してお金を払いたくない。

学資保険の名義変更の交渉も8カ月、調停期間のほぼ全部の期間かかりました。養育費の計算も元夫の口座からの引落分については1円単位での主張。実にお金の交渉が難航したんです。

 

そんな元夫にお金が返金されたら、それを私に返してくれと言っても難航するのは予想がつきます。もらえるものは全部俺がもらう、と言って同居当時の児童手当も、政府の1人一律10万円も全部くれなかった人ですから。

 

いちるの望みをかけて、もしかしたら私の校納金引き落とし口座に振り込んでくれるんじゃないか?と振込予定日まで待ちました。けれど結局予定日には振り込まれず、翌日の午前中にもなく、やはり元夫の口座に振り込まれたのでは…とお知らせをくれた旅行会社に連絡をとりました。

 

修学旅行が決定した旅行会社と返金する旅行会社は違うので振込口座までは分からず、返金してくれる旅行会社の連絡先を聞きました。

 

返金する旅行会社に連絡すると担当者は不在でしたが、話を聞いてくれてどの口座が調べてくれました。すると案の定、ネットでツアーを積立を申し込んだので元夫の口座にすでに返金されている、とのことでした。

 

しかし、私から夫への交渉は難航するのが目に見えるので、すでに振り込んだ口座から返金してもらって、私の校納金口座に振り込みしなおしてくれるようお願いしました。

 

その時に、当時は元夫の口座から引き落とされたが、すでに離婚しており、親権も私、保護者も私、当時振り込んだお金も私が払っているので私に返金してほしいことを伝えました。

 

電話で話を聞いてくれた方は自分では判断できないので折り返しさせてください、とのことでした。

 

半日ほどたってようやく担当者から連絡がきて、すでに返金されていると言われたので、その口座は元夫の口座で離婚していること、相手には親権もなく保護者でもない、お金も私が出したものだと伝えたら、元夫から返金されれれば私に返金できますと言ってくれました。

 

しかし、ここで問題です。元夫に返金するよう、だれが交渉するのか?

なんとか旅行会社に対応してほしかったので、そもそもお金のことでもめたので弁護士をいれて離婚調停したので私から言えないので、そちらにお願いできないかと言ってみました。

 

するとあっさり、じゃあ元だんなさんに連絡してみます、と言ってくれました。

これは助かる!しかし、なんと説明するか…

 

そこで旅行先が変わって旅行会社が変わったから返金したけど、保護者に返金したいので、振り込んだお金を旅行会社に返金してほしいこと。

旅行先が変わったことで金額が安くなっているがそれを言うと、その代金だけ自分が払って残りを返金してくれない可能性があるので代金については言わないでほしいことをお願いしました。

 

なんとか学校経由で返金したいので、という方向で交渉してもらうことにしました。

 

すると、意外にもあっさりとOKがでたと旅行会社から電話がありました。

しかし、5月の連休に入るため、旅行会社から私への振り込みは連休明けになるとのことでした。

 

元夫があっさり承諾したのが不思議でしたが、旅行会社の人が男性だったからうまく言ってくれたのかなー、まぁとりあえずよかった。と安心。

 

ひとまず国内旅行の代金は新しい旅行会社に支払いました。あとから返金分が返ってくるなら先に払ってもいいか…とおもったのです。

 

解決したかに思えたところに問題発生!

全額返金されると分かってほっとしました。しかし、それも束の間。

私が直接元夫に連絡して返金依頼したら、新たに振り込まないといけないなら自分から払うから残りは返さない、とか私に振り込んでくれると言っても金額をちょろまかして全額返金してくれないリスクがあったので、どうしても旅行会社に返金、という形をとりたかったんです。

 

旅行会社相手なら全額返金せざるを得ないと思ったからです。

 

しかし、子供との面会のためだけにつながっているLINEに月末に養育費を振り込むがその時に一緒ではいけないのか?と言ってきました。

 

そりゃあ全額きっちり返してくれるならそっちの方が早いし面倒じゃないけど、金額をちょろまかすリスクはぬぐえません。そして、〇〇円だよね。などと念押ししたらなんかとやかく言われそうで言えません。

 

とにかく旅行会社経由でOKだしたんだから、そうして欲しくて、旅行会社経由でお願いします。と返信しました。

 

すると、「その方がいいなら そうするけど おそくなるのは あきらめて」

ときました。↑ これ、このまんまの書き方です。ひらがなばっかり。

 

遅くなるってどういうことだ?ネットで振り込みできる口座に返金されてるんだから、今すぐ旅行会社に返金できるだろーに。どういうこと?

 

そういえば、旅行会社の人も何日に振り込むと元夫と約束したわけではないようだったので、これはまたいつになるか分からないってこと?!またかよ!

 

思えば調停中の学資保険の時もそうでした。

最初に交渉した時、調停員に「協力する」といったくせに、その後に難癖つけて結局学資保険の名義変更ができたのは8か月後。自分がこちらに協力してほしいことは期限をつけてすぐに迫ってくるくせに、こちらの期限はスルー。

 

嫌な予感しかしません。今回も旅行会社の人に返金するって言ったけど、また気が変わってやっぱり返金しないとか言い出すんじゃないかと思えてきました。

 

18万。子供2人育ててるシングルマザーには大金ですよ。私の1ヶ月の給料より多い金額。

ここで、教訓。学びましたよ。

 

教訓

学校関係で引き落とされたお金が返金されるときは、引き落とされた口座と返金口座が違う場合は「自分から」振り込まれる前に申告すること!

 

未然に防ぐのが一番困らない!

 

修学旅行についてはおそらく学校は旅行会社にお任せしていると言うだろうし、旅行会社は離婚したから口座が違うとか知らなかっただろうからです。

 

学校が、離婚して子供も名字が変わってることを知っているから、口座についても伝えてくれるんじゃないかと思っていたのが間違いでした。

 

自分のお金は自分で守る!ぜひぜひ、みなさんは気を付けてくださいね。

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